「我々美容師はヘアカラーの薬剤､素材についてもう一度考えなければならない」2013年11月19日､NPO法人 日本ヘアカラー協会主催のイベント Hair Color Conference 2013が行われた｡"Conference"とは協議､相談､学術会議の意を持つ。つまりこのイベントはすべての参加者が意見を持ち協議ができる､今までとは一風変わったものとなっている｡サロン・メーカーはもちろんのこと､薬剤開発の科学者までもがステージに立ち､場内が一体となって日本のヘアカラーの未来について考える､非常に中身の濃いイベントとなった｡今回はこのイベントの委員長を務める野呂晃大氏が､今後ヘアカラーに対して美容業界のあるべき姿を教えてくれた｡